2024年1月23日(火)に第9回文化と地域デザイン講座を開催いたします。
今回のゲストは毎日新聞社の横田美晴記者(『点字毎日』編集次長)。実際に点字新聞をご覧いただいたあと、取材の苦心、制作の大変さ、印刷手法、読者層についてなど、リアルな現場の話をうかがいながら、現代における共生社会のありようを、参加者とともに考えてみたいと思います。
【日時】
2024年1月23日(火)
午後6時30分~午後8時30分
(終了後、1時間程度の交流会を予定しています。差し入れ大歓迎!)
【会場】
アカデミックスペース「本のある工場」
(大阪市此花区西九条5-3-10)
(JR大阪環状線・阪神なんば線 西九条駅下車。徒歩7-8分)
【申し込み】
定員20人。先着順にて受け付けます。
申し込みフォームはこちら
『点字毎日』は1922(大正11)年、大阪毎日新聞社が創刊。当時はラジオもない時代でした。
発刊以来、視覚障害者の福祉・教育・文化の向上に寄与するとともに、社会との懸け橋になる役割を果たしてきました。
2022年に「創刊100年」を迎え、世界的にも例がないそうです。
当時の大阪毎日新聞社長が「損得など問題ではない」と言って実現した『点字毎日』の特色は、毎日新聞本紙から原稿を受けるのではなく、全盲の記者らが自ら独自に取材・編集して発行しているところです。
日本文学振興会の「菊池寛賞」(1963年)、朝日新聞社の「朝日賞」(1968年)、日本記者クラブの「日本記者クラブ賞」(2018年)、内閣府「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」(内閣総理大臣表彰)などを受賞。1955年にはヘレン・ケラーが視察に訪れました。1999年には当時の天皇、皇后両陛下が編集部と印刷室を視察されました。
詳細はこちらのファイルをご覧ください。
皆様のお申し込みをお待ちしております。
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