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【第17回 文化と地域デザイン講座】  「在宅医療の現場 ニュータウンを舞台にした<自宅で逝く>物語」-医師・保健師の異色コンビによる「兵庫ライフケアクリニック」のチャレンジ-

更新日:4月4日

「本のある工場」から研究書が誕生しました! 新川達郎・松本茂章編著『文化×地域×デザインが社会を元気にする』(文眞堂)。2025年3月18日に発売が開始されました。これを記念した講座の第1弾として、「在宅医療の現場」や「自宅で逝く」ことを改めて見つめ直したいと願います。


ゲストにお迎えするのは、2024年3月に開院した、兵庫県川西市の「兵庫ライフケアクリニック」で在宅医療を実践されている医師・保健師の異色コンビ2人です! 高齢化するニュータウンを舞台にした物語をお聞きする絶好の機会。奮ってご参加くださいませ。

次のようなことに関心のある方々にお勧め。


・在宅医療って、名前は聞いたことがあるけれど、実態は知らない。ぜひ知りたい/「自宅で逝く」って、どういうこと?/在宅医療というのに、なぜライフケアが必要なの?/医師は病気を治す人、保健師は病気にならないようにする人。どんなきっかけで2人が出会い、コンビを組むようになった?/在宅医療と文化芸術って、どんなふうに関係している?/兵庫県川西市って、どんな「まち」?

会場は元印刷工場です。まったく堅苦しくないので、気軽にお越しくださいませ。



【日時】

2025年6月28日(土曜)

午後1時~午後3時

(終了後、1時間程度の交流会を予定しています。差し入れ大歓迎!)

【会場】

アカデミックスペース「本のある工場」

(大阪市此花区西九条5-3-10)

(JR大阪環状線・阪神なんば線 西九条駅下車。徒歩7-8分)

(階段で2階の会場に上がります。エレベーターはありません)

【申し込み】

定員20人。先着順にて受け付けます。

申込はこちら


【ゲスト】

◆波江野茂彦 (はえの・しげひこ)さん (兵庫ライフケアクリニック院長/訪問診療医)

1962年生まれ。神経難病を専門とする内科医で、兵庫県内に7人しかいない在宅医療専門医である。「訪問診療」という診療提供体制がまだなかったころから、在宅医療の可能性を感じていた。1日でも長く延命することを使命とする大学病院では、患者の生きがいや人生で大切にしていることよりも、治療が優先される。対して波江野先生は「1日寿命が縮まったとしても、家族と笑い合えるカラフルな時間を過ごせるのではないか。大学病院ではできない医療が在宅にはある」と語る。

◆石井敦子(いしい・あつこ)さん (兵庫ライフケアクリニック副院長/大阪青山大学看護学部教授)

特定非営利法人サイエンス&アート理事長。和歌山市出身。神戸大学卒業後、大阪府立成人病センター、東京都南多摩保健所、東京都福祉保健局保健政策部を経て和歌山県立医科大学助教・講師。「拒否されても必要ならば介入する保健師魂」の持ち主。博士(政策科学)。専門は保健医療政策。著書に『健康政策としての市場構築 -自己選択に基づく“健康づくり”への新たな支援のかたち』ほか。

◆川西市とは……

人口約15万人。世帯数約7万人。阪急宝塚線および能勢電鉄が走っていて、大阪・神戸に通勤・通学する典型的なベッドタウン。高度成長期は人口が急増したが、その後、高齢化が進んでいる。

ニュータウンが直面する高齢化の状況、このまちで暮らす高齢者の物語は、首都圏や東海圏の方々にも、共通している。「死」をめぐる、深淵で普遍的なテーマを、会場のみなさんと一緒に考えたい。


詳細は下記資料をダウンロードしてご覧ください。

皆様のご参加をお待ちしております。







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